BE5 から カエルの声? (タービン異音)
先日よりブーストUP、ECUセッティングでお預かりしているM様のBE5作業の続きです。
フロントパイプの交換作業と同時進行で、以前から発生してい変わった異音の発生源を突き止めなければなりません。
何せ今回はこの「異音」の原因究明が一番大変でした・・・ 私も今まで散々色々なパターンで発生する「異音」を確認して来ましたが、今回は様な異質な異音は初めてです。 しかもブーストもビシッと安定しエンジンも調子がイイいから余計にやっかいです。。
セカンダリータービンが過給し始めると音が発生するのですが、一般的なタービンからの異音「ヒュ~ン」とか、「キュイ~ン」とかじゃありません。 例え難いですが、「びっーーーーー」と波長があり蛙の鳴き声にそっくり!?です m(‘~’)m 聞いた事もありません。
とてもタービンからの音とは思えないので、まずはブローオフ、サクション廻りのエアー吸い込み、インタークーラーを含めた圧漏れのテストも行いましたが全て以上無し。
BH/BEはセカンダリー側のサポートパイプにタービンのへの排気流量をアクチュエーターでコントロールするバルブがあります。
残るは、そのサポートパイプのコントロールバルブのチャタリング音かタービン本体と判断し、タービンを脱着。
サポートパイプ正常な車両から外した物があったので見比べて見ますが、どちらも結構ガタがありましたが元々このような設計のようです。なのでコントロールバルブは問題ないでしょう。
ではタービン?
コンプレッサーホイールのガタをチェックすると、スラスト方向に若干のガタがあります。ハウジングに接触した形跡は無く、ガタの分テンションを掛けても回転方向に引っかかりもないです。
通常この程度であればレスポンスには若干影響は出ても、今回の異音に関係すとは思えません。
ですが、他に原因がなさそうなので、思い切ってタービンを交換することに。
出来れば新品又はOHが良いですが、M様と相談の結果予算を抑える為、中古タービンへ交換する事に。
早速注文し、翌日届いた走行44000kmの中古タービンをチェックします。
こっちも僅かなガタはありますが新品とほぼ同じ程度です。外した元のタービンより若干はマシですが・・・
ちなみに新品でも規定値はありますが、若干のクリアランスはあります。
通常なら問題無いレベルですがその極僅かなクリアランスの差が異音の原因かもしれません (* ̄_ ̄))ンーン
↓ 外したタービンとサポートパイプ(左) 交換した中古タービン(右) 下に写っているのはサポートパイプです。

結果…..
無事治りました~!!!! (〃´o`)=3 フゥ
結果として、タービンと判断して良かったですが、まさかこの程度であんな音が出るとは・・・・不思議です。
中古タービンの状態も悪くはなさそうで、ブーストもきっちり掛かり一安心です。
なにはともあれ無事完治し良かったです。
今回は良い勉強になりました。
後は燃料ポンプを交換し、セッティングです。










